玄米核酸とは

株式会社核酸

核酸のはたらき

なんとなく耳にしたことのある「核酸」ってどんなもの?

核酸のはたらき

私たち人間の体は数十兆もの細胞の集合体からできています。
私たちの細胞はおよそ4ヶ月で、脳細胞を除くすべての細胞が古い細胞を捨て、新しい細胞に生まれ変わります。私たちの体を構成している細胞は直径が10ミクロン(1ミクロンは千分の一ミリ)足らずの小さな球形をしています。この細胞の中心には細胞の4分の1くらいの大きさの核があります。核酸はこの核を構成しているものです。
細胞は、おもにこの核酸とタンパク質という化学物質から作られています。タンパク質は20種類もあるアミノ酸でつながった物質です。

たとえばタンパク質食品の代表である豆腐を食べたとしても、タンパク質はすぐにはからだの血や肉にはなりません。まず酵素の働きで、タンパク質を構成するつながった状態のアミノ酸をばらばらに分解してしまいます。
そして、それぞれの体内の必要に応じて組み立て直すわけですが、この複雑で、面倒な組み立て作業をするのが核酸なのです。

細胞をコントロールする核酸

細胞をコントロールする核酸

核酸には、DNA(デオキシリボ核酸)と RNA(リボ核酸)のふたつがあります。
細胞の核分裂を支配しているのが DNA であり、DNA の指令を受けた RNA が細胞のタンパク質をコントロールしながら作り出していきます。つまり DNA が新しい細胞を生み出す設計図で、RNA が工場であると考えれば解りやすいでしょう。
DNA と RNA、この核酸が、私たちの身体を生まれてから死ぬまで支配しています。
生命の基本である細胞を支配している核酸こそ、私たちの毎日の行動に必要なエネルギーを充てんさせ、
私たちの身体をより若々しく保つ “栄養素” なのです。

核酸の減少は体の衰えにつながります

核酸の減少

核酸は体内で合成されますが、歳を取るにつれて、核酸を合成する能力が少しずつ減少していきます。個人差はありますが二十歳を過ぎてから急激に減少していきます。
それが細胞の衰えとなって体が老化せざるをえなくなるのです。

自然に不足していく核酸を、適度に補いつづけることが、いつまでも若々しさを保つ秘訣なのです。

摂取した栄養素を再び役に立つ細胞に作りかえることができる工場(=核)に、核酸を毎日補給していただきたいものです。毎日、少しずつ続けて摂取することが、効果をあげる秘訣です。

核酸の含有食品

毎日補給したい核酸

食事で補給する核酸の一日の必要量は、成人で1.5グラム程度です。
DNA が750ミリグラム、RNA が750ミリグラム、両方で1.5グラム程度というのが推定必要量です。魚介類でいうなら、サケの切り身なら70グラム程度です。青年と老年では摂取量もおのずと異なりますし、50代と80代でも違ってきますが、一般的に核酸は、加齢と共により必要とされると言われています。

特にイワシ、サケ、エビ、カニ、ハマグリなどに多く、肉類ではレバー類、野菜ではカブ、マッシュルーム、ホウレン草に多く、豆類はウズラ豆、ささげ豆、エンドウ豆にたくさんの核酸が含まれています。

以上のような食品からも摂ることはできますが、現代の食生活では補いきれないのが現状です。

核酸の驚くべき報告

名古屋経済大学教授で、管理栄養学を専攻されている稲井玲子先生の、次のような研究報告があります。
「スポーツ界で活躍するトップアスリートたちが、技術的なトレーニング以外に着目し取り組んでいるのが栄養管理による体づくりである」

特に、昨今、健康食品として着目され始めている核酸は、新陳代謝の促進による美白、薄毛・白髪の改善、精力増強などの効果や免疫効果などに加えて、核酸の代謝によって生成される尿酸の強い抗酸化作用による老化やガン、白内障、動脈硬化予防効果があると報告されています。

核酸摂取によって、記憶・学習能力の向上や認知症予防の他、脂質の吸収を遅くすることに伴うダイエット効果なども言われていて、さらには体内核酸生成量は加齢とともに減少するという報告もあります。また、抗酸化作用など様々な効果が報告されており、遺伝子修復や新陳代謝にも欠かせない物質です。

核酸の摂取では、筋肉量を維持しつつ体脂肪を効果的に減少させる効果が期待できると考えられ、核酸を摂取することによって過酸化脂質摂取の弊害を軽減し、特に筋組織に対しては筋タンパク質の合成促進が期待でき、血中脂質代謝の改善や糖代謝の改善、さらに筋肉量の維持・増強効果、筋肉障害抑制効果と併せてダイエット効果にも有効であると考えられています。

プロ・アマを問わず、栄養管理によって疲労を残さない、あるいは軽減させる体づくりは重要であり、制度化された高校における栄養教諭の配属によって一般食育のみならずクラブ活動などにおいても積極的に選手の指導に関わることができれば、日本スポーツ界全体の底上げにもなり得るのではないかと期待しています。

※上記の報告は、あくまで一般論としての核酸の効用を述べたものであり、玄米核酸を特定するものではありません。

<核酸に関する参考資料>

「ヘルスゲンおよびアミノ酸核酸 実験報告書」【PDF形式/1.26MB】

松尾 達博(香川大学農学部 教授)
稲井 玲子(名古屋経済大学 教授)
山内 有信(鈴峯女子短期大学 准教授)
多賀 昌樹(北里大学保健衛生学院 講師)

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